
カンボジアは世界遺産アンコールワットをはじめ、歴史と自然が魅力の観光地として多くの旅行者を惹きつけています。2025年現在、入国手続きや必要書類などに一部変更があり、事前の確認が非常に重要です。
本記事では、初めてカンボジアを訪れる方も、リピーターの方も安心できるように、2025年6月時点の【正確で最新】の入国情報をわかりやすくまとめました。
✅ パスポートの有効期限
カンボジアに入国するには、**パスポートの残存有効期間が「6か月以上」**必要です。これは入国日から6か月の計算になるため、出発前に必ず確認してください。
✅ ビザ(査証)の取得
日本国籍の旅行者は、観光・ビジネスを問わず、ビザの取得が必須です。方法は主に以下の3つです:
① 電子ビザ(e-Visa)【おすすめ】
- 申請方法:公式サイト https://www.evisa.gov.kh からオンライン申請
- 費用:観光ビザ(Tクラス)30米ドル+手数料6ドル
- 有効期間:発行日から3か月間有効、滞在可能日数は30日間
- 発行までの期間:通常1〜3営業日(PDFで発行)
- 注意点:e-Visaは陸路での一部国境(Poipet など)では使用不可
② アライバルビザ(Visa on Arrival)
- 対象空港:プノンペン国際空港、シェムリアップ国際空港、シアヌークビル国際空港など
- 費用:観光ビザ30米ドル(現金 or クレジットカード)
- 必要書類:
- パスポート(6か月以上有効)
- 顔写真(4×6cm)1枚(無い場合も申請可、追加料金発生の可能性あり)
- 入国カード(機内または到着後に記入)
③ 在日カンボジア大使館での取得
- 長期滞在予定、あるいは複数回入国予定の方におすすめ
✅ e-Arrival(電子入国申請)制度の導入【2025年1月開始】
2025年より、入国カード・税関申告書・健康申告書がすべてオンライン化され、1つのQRコードで手続きが完了する「Cambodia e-Arrival(CeA)」が導入されました。
- 申請サイト:https://arrival.gov.kh
- 申請タイミング:入国の7日前から可能
- 提出方法:申請完了後に表示されるQRコードを印刷、またはスマホ画面に保存して入国時に提示
- 対象空港:2025年6月現在、主要空港すべてで導入済(陸路では一部導入段階)
💡 ポイント:紙の入国カードの配布は終了しています。スマホを使える環境での渡航をおすすめします。
✅ ワクチン・PCR検査などの水際対策(2025年時点)
カンボジア政府は2022年10月にコロナ関連の水際対策を撤廃しました。2025年6月現在も以下の通りです:
- ワクチン接種証明書:不要
- PCR陰性証明書:不要
- 到着後の隔離措置:なし
- 健康申告:CeA申請に統合
つまり、事実上、コロナ前と同様の入国が可能となっています。ただし今後、感染状況に応じて変更される可能性があるため、出発直前に必ず最新情報をご確認ください。
✅ 航空券と出国証明について
カンボジア入国時には、復路の航空券(帰国便)または第三国への出国チケットの提示を求められることがあります。特に若年層や単身渡航者の場合は、質問される可能性が高いため、Eチケットの印刷・提示準備をしておくと安心です。
✅ カンボジア出国時の注意点
- 出国時もe-Arrivalと同様のCeAの手続きが必要となる場合があります。
- **シェムリアップ新空港(Siem Reap-Angkor International Airport)やプノンペン新空港(Techo International Airport)**の開港状況により、出発空港の案内や手続きが変わる可能性があります。
- ※プノンペンの新空港は2025年9月9日開港予定
✅ よくある質問(FAQ)
Q:観光ビザの延長はできますか?
A:はい、できます。1回に限り30日間の延長が可能で、移民局または旅行代理店を通じて手続きできます。
Q:カンボジアから第三国に行く予定ですが、再入国できますか?
A:再入国を予定している場合は、マルチプルビザの取得を検討してください。通常の観光ビザ(シングルビザ)では再入国できません。
✅ ビザの種類:シングルビザとマルチプルビザ
🔸 シングルビザとは?
- 1回のみ入国可能なビザです。再入国はできません。
- カンボジアでの最長滞在可能期間は30日間。
- e-Visa やアライバルビザなど、一般的な観光目的の短期滞在で取得されるのはこのシングルタイプです。
🔸 数次ビザ(マルチプルビザ)とは?
- 有効期間内であれば何回でもカンボジアに入国できるビザです。
- 有効期間は「1年・2年・3年」の3種類。
- ただし、1回の入国ごとの滞在上限は30日間となっており、長期連続滞在には注意が必要です。
- ビジネス目的や、近隣国と行き来する予定がある方に適しています。
- 原則として在外公館や現地の入国管理局での申請が必要です。
✅ 最新情報の確認先(必見)
- カンボジアe-Visa公式: https://www.evisa.gov.kh
- e-Arrival申請サイト: https://arrival.gov.kh
- 在カンボジア日本国大使館: https://www.kh.emb-japan.go.jp
- 日本厚生労働省: https://www.mhlw.go.jp
✈️ まとめ:安心・安全なカンボジア旅行のために
2026年現在、カンボジアへの入国はオンライン手続きの普及でスムーズになりました。一方で、必要書類や申請の手間が増えた面もあります。「早めの準備」「正しい情報の入手」が旅の安心を左右します。
旅行前には、必ずビザとe-Arrivalの申請を済ませ、安心してカンボジアの魅力を存分にお楽しみください。

